幸せへのエール
私は人と関わるとき、大切にしていることがあります。
それは、「本心の望みや幸せを大切にできるように願っている」
ということです。
年齢が上になればなるほど、私たち日本人の多くの人は、
本心よりも社会的な立場や、こうあるべき!ということを
辛い思いをして、我慢も沢山しながら
大切にしなければならないという教育を受けて育ってきましたが、
今はそのような目的や立場、世間体などは無理に守る必要はなくなり、
本心を大切にできる時代になっているんじゃないかと感じています。
でも、一人で長年触れてきた価値観や観念を急に変えるのは
容易ではありません。
多少は潜在意識を変えるなど、自己トレーニングやレクチャーを受けて
変えることもできるかと思いますが、最終的には
一番身近な人との関わりの中で
色んな課題に直面し、解決したり、関わりを工夫することが
生きた大きな学びになるのではないかと思っています。
私は人と接することで、人の特性や本心がなんとなく
分かるところがあるので、
その人の本心が満足することについても
よく感じ取って、
ささやかですが、本心を大切に出来る、
本心が望むことを私も大切にしたいなと思いながら
接するようにしています。
ときに、相手が口で言っていることとは違う事を
提案したり、目先の成果を退けて反対するという
一見偏屈でよく分からない言動を取ることもありますが、
その経験が後々相手の本心からの幸せにつながること
だと感じたら、自分にとってメリットがなかったとしても
先を見越して行動を取ることがあります。
大分おせっかいかも知れませんが、
人間は人と関わったりぶつかることで、幸せを退けるような
考えの偏りが修正され、バランスが取れることがあるからです。
関わったからには、どのように関わるかを
選択する自由が私にもあります。
これは、ダメな自分も受け入れていて、
孤独に慣れていて、一人での感情の立て直し方に
慣れている自分だからこそできることかもしれないなとも
思っています。
もちろん自分のことも大事にしていくことも
大切なので、あまり派手にやり過ぎないように
しないといけませんし、勘違いもあるかもしれないので
注意しないといけませんが(笑)。
偽りの価値観やしがらみを脱ぎ捨て
多くの人が、本心の望みを大切に叶えて行けるといいなと
いつも願っています。