スピリチュアル、オラクルカード、占いについて
私はスピリチュアルにやや興味があります。
スピリチュアルの世界とか、見える人って
どのようなものを見ていて、
どんな仕組みになっているんだろう?と、
好奇心が湧きスピリチュアル系のオンラインサロンに入会して
霊視を受けてみたり、
スピリチュアルとは縁の深い
オラクルカードも試しにいくつか購入してみました。
オラクルカードって、絵がとてもカラフルで
きれいですが、値段が高めなのが難点。
オラクルカードとは、神託カードとも呼ばれ、
天使とか自然霊とか、宇宙の存在など
人間よりも視野や視点が広い存在から
より前向きになれるヒントや
メッセージを受け取れるというものです。
引くことで自分が在る現状を客観的に知り、
それについてどうしたら良いか
助言ももらうことができるツールなんだろう
と私は解釈しています。
中には、神社のおみくじのような
カジュアルなメッセージのカードもあり
それぞれのカードによって
メッセージ性も表面的なことから、
深層心理を見つめるような奥深いものまで
本当に様々です。
オラクルカードは、
ピンと来たカードを引くと引き寄せの法則なのか?
そのときの自分の意識に相応しいメッセージが
不思議と出てきたりするんですよね!
そこが面白い。
そのカードの範囲内にあるメッセージの中から
一番相応しいメッセージを引き当てるということなので、
それが、ドストライクの刺さるメッセージかというと
まあ、そうでないかもしれませんが。
スピリチュアルの世界に浸ってみて、
感じるのは、スピリチュアルもカードも
自分の意識と向き合ったり、
自分を肯定的に見て生きるためのツール、方法、
言い訳のようなものなのかなって私は感じました。
全部が嘘ではないけれど、
ところどころ都合のいいキラキラした嘘が
混じってるような感覚。
色んなことを、自分でしっかり受け止め、
自立や自己実現を果たすのを
優しく柔らに後押ししてくれるもの
それがスピリチュアルなのかな。
なんて感じます。
現実はとても厳しく、どギツく、見つめたくない
もの、ショックなこともたくさんありますが、
スピリチュアルな世界は
美しく優美で柔らかいですから。
本当に色々存在しているかもしれませんし
その人はそうなのかもしれません。
私は自分で見たこと、感じたことでないと
本当に信じることが出来ない質なので
人によって、言うことが異なる内容については
信じ切ることはできないのですよね。
セッションは自分のことや得意なことに
気付いてない人には、自分を良く知る機会になって
とてもいいなと感じました。
なので、なかなか自分のことが分からない
自分で決めずらいという人が自信をつけていく
上での糧にするのはいいと感じました。
カジュアルに趣味として楽しむのもいい。
一つの考えとして取り入れるのもいいと感じます。
でも、どっぷりハマって大いに頼りにすることは
危険だなと感じました。
占いはよりよく生きていく上でのツールやヒントで
最終的には自分を道案内して行ってくれる頼りのあるものでは
無いんだと思っています。
霊能力のある方が見ていることは、広くても、
あくまでもその人の視点、一部分で
全てを見通せる訳ではありません。
人生経験がどれほどかによっても
知っていることの引き出しの多さも異なると思います。
詰め込み型の、自分では考えない教育のおかげで
何かに従うことに慣れてしまっている
私たちですが、
本来は自発的に道を決め、意欲を持って進んでいくことが
自然な在り方なのだと感じます。
いくら、自分で決めることが大切だと分かっていても
強力な霊能力を持つ霊能者は、ともすると
自分で考えずに従う人も生み出してしまう
側面も大いにあると思っています。
最初から、そのような人が
顧客として集まって来やすいですから。
それは、世の中の一握りのお金持ちが、
自分の目的のために、大衆を支配してきたことと
似たような関係性をも生み出します。
支配したい、自分の思い通りにしたいー自分で決められない、
お世話したい、決めて欲しい
という関係の引き合いも生じやすいと感じます。
決めることって、勇気がいるし、責任持たなくちゃいけないし
頭使うし、面倒くさいことなんですよね!
脳はできれば楽したい、楽しようとする性質があります。
霊能者は注目されたい、寂しい、愛されたい
構って欲しいという願望を強く持って
いる方も多いと感じるため、その念の力に取り込まれ過ぎないように
おつきあいすること、そうなりやすいということを
分かった上で取り入れることは、大切かもしれないなと感じました。
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