子どもも食べやすい 鮭の混ぜご飯
同じメニューでもレシピはたくさんありますが、
それぞれ作ってみると、そのレシピを考えた人によって
味わいや洗練度合は本当に様々だなと感じます。
色々なレシピを試すうちに、私にとってお気に入りの料理人さんができました。
西麻布の和食料理店「分けとく山」総料理長の野崎洋光さんです。
テレビの料理番組にもよく登場されている方ですが、
野崎さんの紹介する料理は食べやすい味で
我が家では何度も作ったりしています。
味付けがとてもシンプルで、和食らしく素材の味を大切にする調味の仕方と、
家庭でも無理なくおいしく調理できるアイディアが素敵なんです。
私は、和食や素材のおいしさを子どもに感じてほしくて
長女の離乳食が始まる際には、野崎さんの離乳食の本を購入して
生活に取り入れたりしていました。
夫はコンビニの食べ物やインスタント食品構わず買って食べているので
家庭での食に関する方針はバラバラですが💦
野崎さんのレシピは下ごしらえをしっかりと、
そして、味付けは余計なものはそぎ落とした状態で
とてもシンプルなものが多いという印象です。
その中で、子どもが食べやすくて特にお気に入りのレシピを1つご紹介します。
NHKの番組「きょうの料理」で魚嫌いな子どものために
〝キライがスキになる〟
というテーマで紹介されていた料理のうちの一つ。
和の食材だけれど、にんにくが入ることでピラフのような味わいが
楽しめる混ぜご飯です。
イベントの際にこの混ぜご飯の一口おにぎりを作ったことがありますが、
お子さんもパクパクと何個も食べてくれました。(↓のトウモロコシ追加版)
夏期には混ぜご飯にトウモロコシ(一本分)の身を包丁でこそげ取ってご飯と一緒に炊き込み、
しその代わりに青のりを混ぜ込んでみてもおいしいですよ☆
話がそれますが、にんにくって生だと特ににおいが強いですよね。
でも、有機にんにくを買って食べてみて思ったのですが、
有機にんにくはびっくりするほど臭くないんです。
苦味や刺激も少な目。
もしかしたら、にんにく(玉ねぎ、長ネギなども)の強いにおいや風味は
農薬の影響なのかなと感じました。
にんにくを生で使用したいときや、にんにくの臭いを抑えて
料理を食べやすくしたい場合などには、有機にんにくがおすすめです。
塩鮭とにんにくの混ぜご飯
【材料】
塩鮭 1切れ
にんにく 20g(3かけくらい)※すりおろす
米 2合(360ml)
青しそ 10枚 ※千切り
★酒 大さじ2
★薄口しょうゆ 大さじ2
★水 カップ1と1/2
油(米油など)大さじ1/2
【作り方】
①米は洗って水に15分間ひたし、ざるに上げて水を切る。
さらに15分そのまま置いておく。
にんにくはすりおろし、油をしいて中火で熱したフライパンでにんにくをサッと炒め、★の調味料に加えて混ぜる。
炊飯器の内釜に米とにんにく+★の調味料をいれて炊く。(水にひたしてあるため早炊きモードでもOK)
②鮭を魚焼きグリルで焼き、両面をこんがりと焼く粗熱を取り、皮と骨を除いて粗くほぐす
③ご飯が炊きあがる直前に②を加えて炊き上げ、そのまま蒸らす。青しそは千切りにして
炊きあがったご飯に加え、さっくりと混ぜて完成。