おすすめ手ごねパンの本

焼きたてのパンっていいですよね。

パンの香りは、嗅ぐだけでなんだか幸せな気分になれます。

私が子どものころ、幼馴染みの子の家に遊びに行くと、

その子のお母さんがときどきレーズンパンを手作りしていて、

お手伝いや味見もさせてもらったところ、

それがとーっても美味しくて感激したことが印象深く思い出に

残っています。

自分も将来、こういう料理上手なお母さんになりたいなぁ。

とあこがれの気持ちを持っていました。

でも、自分で作るとなるとパンはなかなか難しい…

ホームベーカリーを使えば簡単にできるのでしょうけれど、

私は、なぜか手ごねで美味しいパンを作りたい！という

変なこだわりを持っています。

小学生時代は本を見ながら、母と2人で初めてのパン作りに

挑戦しましたが、見事に大失敗。

カチカチのパンが出来上がりました。

パンを作っている最中には近所の友人がやってきて、

「一緒に遊ぼう！」と誘ってくれたのですが、

「今、パン作ってるから遊べないんだ。」と断ったら

なぜか友人たちは外で大笑い。

鈍い私はその時は意味が分からず、「まあいっか」と

パン作りに戻り、

友人たちが笑っている訳はだいぶ後になってから

気づきました(笑)

最近になって、たまに成功してふっくらとしたパンを焼けることも

出てきましたが、こね具合がこれでいいのかどうか？いまいちよく分からなかったり、

思うように膨らまなかったりで、コツを掴めず安定しません。

それに、マンション住まいだと、手ごねパンで生地を叩くと

騒音にならないか気になってしまうため、

頻繁に作るのは難しいかな…とも感じていました。

そんなときに、私にぴったりでなんて画期的なんだろう☆

と思ったのが、Beck晶子さんの

「日本一簡単に家で焼けるパンレシピ」

このレシピ本の素敵なところは、

生地がベト付き過ぎず捏ねやすい、叩かなくていい、

失敗がない、コンパクトなスペースで作れる！

室温で発酵できる！ふっくら美味しい☆バリエーションが利く！

という点。

初級の手作りパンとしては、目から鱗の手軽さで、

おいしさに満足できるレシピでした。

これなら、マンション住まいでも気軽にパンが焼けます。

この本はちぎりパンのレシピがたくさん載っているのですが、

付録でスクエア型も付いていて便利でした。

もし、レシピ本しか手に入らない場合は、

貝印のスクエアケーキ型18㎝を別で購入すると、

レシピ通りに作れますよ。

イーストによってもパンの味わいは大きく変わります。

近所でなかなか手に入らないかもしれませんが、

サフのイーストは香りも膨らみ具合もとてもいいので

おすすめ。

我が家は、cottaでサフのセミドライイーストを購入して

使っています。